
本編はこちら
(YouTubeに遷移します)
人は、「はじめまして」を交わすまでに
三度、すれ違っている───
これはあなたと、
四度目にめぐり逢うまでの物語。
Introduction
始まりはすべて、何かの続きにすぎない。
ヴィスワヴァ・シンボルスカ「一目惚れ」より(訳・沼野充義)
80億を超える人々が暮らす現代社会で、人と人が出会う確率、
さらにその相手が自分にとって大切な人になる確率は、
奇跡ともいえるものなのではないだろうか。
日々を当たり前に共に過ごしている“あの人”とも、
実は長い歳月の中で幾度とすれ違い、
まるで運命が仕組んだいたずらのように、
あの日の“はじめまして”に導かれていたとしたら_____
そんな、すべての人々に起こりうるめぐり逢いの奇跡を描く。
監督、脚本、編集は、
オーディオドラマ制作スタジオ「Production Luna Nova」
総合プロデューサーを務める月宮はる。
さらには主題歌の歌唱に加え、自身初となる作詞・作曲も手がける。
キャストには、日々芝居、制作ともに精力的に活動する樹透音、
透き通る声質と芯のある芝居で多くの作品に出演する灯をはじめ、
多岐にわたるジャンルでの表現を展開する総勢16名が揃った。
オーディオドラマで15年の月日の流れを描く物語に挑戦し、
聴き手の数だけ鮮やかに広がる音と声だけの世界を届ける
Production Luna Novaの長編、最新作。

Stoty
2011年、秋。
中学3年生というタイミングで、それぞれ異なる環境の中進路に迷う樹と佳澄。
そんな時、ふたりが密かな楽しみに聞いていたラジオをきっかけに、
一度目の“すれ違い”が起こる。
5年が経過した2016年。
大学生になった樹と佳澄は、
お互いの生活の中で忙しなく夢を追う日々を送っていた。
そしてとある夜、
偶然を装いながら二度目の“すれ違い”を経ることになる。
2020年、春。
社会人として夢を叶えたふたりだったが、
新型コロナウイルスが猛威をふるい始め
悩み迷いながら暗中模索を繰り返していた。
しかし、目に留まったひとつの記事がきっかけで、
運命の糸が再度交差する。
三度のすれ違いを経て、舞台は2025年、秋へ____
15年という月日の答え合わせをするように、
ふたりは四度目のめぐり逢いへと導かれていく。
Cast & Staff
監督・脚本・編集 月宮はる
【コメント】 大学生の頃、書店で手 に取った一冊の詩集に収録されたある作品に心を打たれてから、いつか「まだ見ぬ出逢い」について描きたいと思っていました。 人と人との物語は、出逢ってからではなく、そのずっと前から始まっているのではないか。 本作をお聴きくださった方が、大切な方と「出逢う前」の時間に思いを馳せて、少しくすぐったく、優しい気持ちになっていただける、そんなあたたかい時間に本作が寄り添えましたら幸せです。
樹 透音(眞島 樹役)
【コメント】 眞島樹役の樹透音です。この度はLunaNova様の作品に参加出来て、とても光栄です! いつか、エキストラでも良いから出演出来たらなぁ···と思っていたので、主人公だと知らされた時は、正直、腰が抜けそうでした! そんな僕が演じ る眞島樹ですが、自分の将来に悩みつつも頑張って生きています。僕の演技で、彼の葛藤や成長が伝わったら嬉しいです。 他にも、魅力的な人物が登場します!『四度目のめぐり逢い』 とても素敵な物語です! ぜひ聴いて下さい。
灯(早川 佳澄役)
【コメント】 人と人との出会いとは不思議なものです。思いもよらぬところから、縁が繋がることもございます。 街ですれ違う人ひとりひとりにそれぞれの生活があり、人生があり。それらの交わる瞬間は、何気なくもとても尊いものです。 日常というものの幸せとあたたかさを再実感すると同時に、『明日もちょっと頑張ってみようかな』と思わせてくださる作品です。 樹くん、佳澄ちゃん、それぞれを支えるたくさんの人々。ひとりひとりに思いを馳せていただけたら幸いです。
月宮はる(佐伯真尋役)
蛇蠍・ザ・ストーリーテラー(三上健役)
吉野一平(杉山海斗役)
猫守よもぎ(澤田美琴役)
KAORU(岡田麻里子役)
やまさん(向井義久役)
山田。(西田雄介役)
田中(神野響子役)
中村宏平(山下勤役)
砕牙鴇(眞島智文役)
はちゃこ(早川美智子役)
紫陽花(早川沙羅役)
すえひろ(キャスター役)
小湊ミチル(スタッフ/店員役)
樹透音 灯
月宮はる 蛇蠍・ザ・ストーリーテラー 吉野一平 猫守よもぎ
KAORU やまさん 山田。 田中 中村宏平 砕牙鴇 はちゃこ 紫陽花
すえひろ 小湊ミチル
監督・脚本・編集:月宮はる 楽曲協力:石貫慎太郎
主題歌:月宮はる「紡」 編曲:EIQUI
制作:Production Luna Nova